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転職は逃げなのか

世の中には転職を「逃げる行為」とみなし、下に見る風潮が存在します。給料が低い、上司や部下と波長が合わない、仕事内容に不満がある、残業が多い…。確かに転職を希望する方が語る理由の多くは逃げる行為であると言えます。しかし、そもそも「逃げる行為」がダメだなんてルールはこの世に存在しません。中国の有名な書物には「三十六計逃げるに如かず」(形勢が不利になったときは、あれこれ思案するよりも、逃げてしまうのがいちばんよい)なんて言葉もあります。そうです。別に逃げても良いのです
もちろん、逃げずに済めばそれに越したことはありません。転職せずに今の職場で100%満足できるのであれば、そちらが良いに決まっています。転職は余計な時間・お金がかかりますし、家族にも心配をかけてしまうからです。もし給料に不満があるのであれば、今の会社に直訴して給料の交渉をしてみましょう。人間関係に問題があるのであれば、上司や部下と話し合いましょう。仕事内容に不満があるのであれば、他部署への異動を願い出たり、自分で新事業を立ち上げたりしてみましょう。
ですが、そうした努力をしても、もうどうしようもない。万策尽きた。そうなったのであれば、思い切って逃げてしまいましょう。転職です。

「逃げの転職は上手くいかない」と言われることもあります。確かになんの目的なしに、ただ単に今の仕事が嫌で早く辞めたいから転職する、というのはリスクを伴います。転職回数が多い方は再就職が難しくなるのも事実です。
ですが、もう転職すると決めたのですから、迷ってはいけません。もちろん、何も武器を持たずに転職しても成功しません。なぜ転職したいのか。新しい企業に何を求めるのか。その目的意識を強く持ち、それに適合した企業を探す。そうすれば失敗の確率はグンと下がります。

近年では転職に対するマイナスイメージは払拭されつつあります。日本人の方は責任感が強いので、今の職場を勝手に辞めることへの自責の念に駆られることもあるようです。ですが、決して転職はマイナスなことではなく、むしろキャリアアップの道と捉えられるようになっています。サッカー選手がJリーグのチームから海外のチームに移籍する際に、マイナスのイメージを持つ人がいないのと同じです。転職は逃げでもなんでもありません。自分の人生、自分のキャリアを保つための重要な選択肢です。臆することなく積極的に活用しましょう。

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